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張錫純が遺した『子平方剤直訣』(「方剤子平解」)という方法は、まず「十二経絡」の病位ごとに分類することに始まり、適切な方剤を導きます。日本の大正時代ごろに完成された方法ですが、中国医学のなかでも世界最高水準に達しており、張明澄先生により、直ちに実践できるように解明されております。
 容易に理解できる。初学者でも、問題なし。
※張明澄講義録DVDは、一枚につき、3時間半~6時間の講義となっております。


張錫純の代表的な著書『衷中参西録』は、西洋医学の薬剤を中国医学の「証」に合わせて使える方法を解明したもので、この研究は張錫純の評価を大いに高め、張錫純は、張仲景、葉天士とともに「杏林三傑」と呼ばれます。また、張仲景、張子和、張景岳 張璐玉、張錫純の五人を合わせて「杏林五張」と呼ばれます。ここに、張明澄を加えて「六張」と言いたいところですが、まだ公式には認められていません。

 同じく、張錫純が遺した『子平方剤直訣』(「方剤子平解」)という方法は、まず「十二経絡」の病位ごとに、「証」を「六淫」と「四傷」に分けます。そして「六淫」を「天」、「四傷」を「地」とし、それぞれ「甲」から「癸」までの記号をつけて十分類すると、「天地」の組み合わせにより、100通りの「証」に分類することができます。その結果、実に1200(実際は約1150)の証分類に成功し、しかも「湯液」と「針灸」の理論を統一する基礎をも築きました。

張錫純の「子平方剤」は、日本の大正時代ごろに完成された方法ですが、中国医学のなかでも世界最高水準に達しており、張明澄先生により、直ちに実践できるように解明されております。